生理に関する病気の解説です

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妊娠のために排卵日を知ろう

生理(月経)関連の病気について

妊娠と生理(月経)は、密接な関係があるでしょう。このページ「生理(月経)関連の病気について」では、生理(月経)に関する病気について主な病気を紹介します。

「生理(月経)関連の病気について」一覧

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月経前症候群(PMS)

月経前緊張症ともいわれます。生理が始まる1週間ほど前から、イライラ・頭痛・集中力の低下・不眠・疲れやすいなど、主に精神緊張関連の不快な症状が起こるのが、月経前症候群(PMS)です。

身体的症状としては、乳房痛・筋肉痛・にきびなどがあります。代表的な原因は、エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスが崩れるのが原因といわれていますが、他にも、心因説やビタミン欠乏説などの説があります。

月経前症候群(PMS)は、生理が始まると軽くなったり、解消されます。月経前症候群(PMS)は、日常生活に支障をきたすような状態になることは、それほど多くはないとされていますが、月経前症候群(PMS)の不快な症状に耐えられないようなときには、ビタミン剤・精神安定剤・利尿剤・ホルモン療法・鎮静剤・鎮痛剤などを用いる場合があります。

食事療法を行う場合もあります。ですが、決定的な治療法はなく、個々人にあわせた治療法が検討されることとなります。生理前には、心と身体の安静を確保することも大切です。

生理前にリラックスする女性

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無月経

続発性無月経(ちゃんと生理がきていたのに、2〜3ヶ月たっても生理がない)と、原発性無月経(初潮が18歳を超えてもこない)があります。原発性無月経の場合、染色体異常など重大な病因の可能性があります。

住む環境が変わった女性

続発性無月経の原因は、ストレスや極端なダイエットによる体重の激減、激しい運動、腎臓病・糖尿病などがあります。

ストレスには、「引越しで住む環境が変わった」「人間関係」などのことが考えられます。

無月経の原因がなにであるか診断・特定しての早めの治療が望まれます。

治療法としては、基礎体温を確認していくこと、ホルモン治療などがあります。

無月経は放っておかないことが大切です。

エストロゲンの分泌低下による不妊・骨粗しょう症などのことが考えられるからです。

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稀発(きはつ)月経

生理周期が39日を越える場合を稀発(きはつ)月経といいます。ですが、初潮を迎えたばかりの方や、閉経期が近くなっているときには、そんなに心配することはないとされています。

原因は、ストレスや糖尿病、甲状腺機能・脳の視床下部・脳下垂体の異常・ホルモン分泌の異常などがあります。

治療方法は、排卵があるかを調べるため、基礎体温を記録する。そして、排卵があることが確認でき、高温期(黄体期)の短縮がないことがわかれば、そんなに心配ではないと考えられ、経過観察となる場合があります。排卵がなく、稀発(きはつ)月経の状態であれば、ホルモンによる排卵誘発治療をする場合があります。妊娠したいとの希望がなければ、治療をしない場合もあります。

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頻発(ひんぱつ)月経

生理周期が24日より短く、生理周期が何回もある場合を頻発月経といいます。卵巣機能の不具合、黄体機能不全などが原因です。

排卵がなく、生理周期が短くなってしまう、低温期(卵胞期)や高温期(黄体期)の短縮などが、原因とされています。そのほかに、生理による出血と勘違いするパターンもあります。子宮筋腫・子宮がん・性器炎症などによる不正出血を生理の出血と勘違いし、頻発月経と見誤るということもあります。

治療は、無排卵の場合、排卵誘発剤の使用。卵胞や黄体の機能低下のときは、ホルモン治療で卵巣の働きをよくします。排卵のある場合は、そのまましばらく様子をみていく場合もあります。また、妊娠したいと考えていなければ、治療を施さない場合もあります。妊娠を希望する場合は、まずは基礎体温表をつけて、お医者さまに相談することをおすすめします。

基礎体温表をチェックしている医者

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過少月経

生理のときの出血が少なすぎる場合を、過少月経といいます。生理が二日程度で終わる「過短月経」と過少月経、両方起こる場合もあります。出産のあとや、思春期、更年期にときどき過少月経があります。

卵巣機能がうまく働かなくなったり、妊娠中絶などによる子宮内腔の癒着、子宮発育不全(子宮が小さい)なども過少月経の原因となります。子宮発育不全の場合は、妊娠できないわけではありませんが、子宮腔癒着の場合は、不妊になる可能性もあるので、注意が必要です。

卵巣機能不全や子宮の発育がうまくいっていない場合は、ホルモン療法を行う場合があります。思春期・更年期のときは、そんなに心配することではないとされています。病因によって、不妊となる可能性もあるので、気をつけたほうがよいでしょう。

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過多月経

生理による出血が平均的な出血量より多く、不快に感じる場合、過多月経といいます。大きな血液のかたまりのようなものが出てきたり、貧血を起こしたりする場合もあります。

原因は、ストレス、卵巣機能が悪くなっている、子宮内膜炎や子宮筋腫などがあげられます。治療は、止血薬を使用したり、卵巣機能不全の場合はホルモン療法を行う場合があります。

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月経困難症

生理中、下痢・腹部圧迫感・脱力感・ケイレン性の下腹部の痛み・頭痛・腰痛・イライラ・悪心・嘔吐などの状態が、数日間続いている状態を月経困難症といいます。月経困難症の原因には2種類あります。器質的(物理的な病因)原因による月経困難症と、機能的原因による月経困難症です。

器質性月経困難症には、骨盤腹膜炎、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮付属器炎などがあります。器質性月経困難症は、生理痛が起こり始め、生理のたびに月経困難症の症状が強くなっていきます。器質性月経困難症の治療は、その原因である病気の治療を施す場合があります。

機能性月経困難症は、30歳ごろから始まることはなく、若いときから始まるといわれ、神経質的な女性に多くみられます。機能性月経困難症は、子宮内膜で合成され生理のときに作られるプロスタグランジンが、原因で起こる、子宮への刺激・子宮発育不全・黄体ホルモン分泌不全などがあります。機能的原因の場合の治療は、精神安定剤や、ホルモン療法、排卵抑制療法が用いられます。

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